超個人的2022年冬ドラマランキング【前編】

こんにちは。定時うさぎです。

2022年の冬ドラマも終わりに差し掛かってきましたね。出会いがあれば別れもある。好きなドラマたちが終わってしまうのは寂しいものですが、新しいドラマとの出会いを楽しみに待ちたいと思います。

というわけで、ここからは僕の独断と偏見による「2022年冬ドラマランキング＆批評」を開催したいと思います！（120％個人の感想です）

まず初めに、僕の今期見ていたドラマ一覧です。

・ミステリと言う勿れ（フジ・月曜21時）

・恋せぬふたり（NHK・月曜22時45分）

・ゴシップ＃彼女が知りたい本当の〇〇（フジ・木曜22時）

・妻、小学生になる。（TBS・金曜22時）

・愛しい嘘～優しい闇～（テレ朝・金曜23時15分）

・シジュウカラ（テレ東・金曜24時12分）

・婚活探偵（BSテレ東・土曜21時）

・おいハンサム‼（東海・土曜23時40分）

・DCU（TBS・日曜21時）

以上の9作になります。ちなみに朝ドラのカムカムエヴリバディも絶賛視聴中ですがとりあえずここでは対象外にしてあります。

僕個人としてはかなり見ていた方で、大満足ではあるのですが、話題になった「ファイトソング」「ムチャブリ」を見逃してしまったのはやや後悔しています。いつか時間があったら見てみたいな。

それでは、ランキングに移りたいと思います。

 【目次】

第9位　DCU（TBS・日曜21時）

みんな大好き日曜劇場で放送された本作。ハリウッドの制作会社との共同制作ということで、ややマンネリ気味だったこの枠に新しい風を吹かせてくれると思っていましたが、フタを開けてみたらやっぱりいつもの日曜劇場でした…。TBSお得意の架空の組織（今回はDeep Crime Unit　潜水特殊捜査隊）を舞台にしたドラマでしたが、個人的な感想としては「手錠を持ったダイバー」という設定を生かしきれていないように思いました。「これ、海上保安庁じゃなくても警察ができる仕事じゃない？」と感じるシーンが多々…。

そして、本作の要である「潜水シーン」も、初回こそは存分に描かれていましたが、回を重ねるごとに徐々に減っていき、あったとしても海ではなくて水族館、温泉、プールなど…。「はて、僕は旅番組を見てるのか？いい旅夢気分？？」と思う次第でした。

ただ、事件モノという観点で見ればそれなりに楽しめた作品でもありました。途中でメインキャストの1人が殺されてしまったり、味方だと思っていた人物が裏切者だったりと、サスペンスとしてハラハラさせられる要素もありましたし、身勝手な犯人に新名がお仕置きを与えるのもスカッとしてよかったと思います。そうです、無理矢理ポジティブな感想を脳みそから絞り出しています。

4月期の日曜劇場は二宮和也さん主演の「マイファミリー」です。あらすじを読む限り、これまでの日曜劇場とは違った家族をテーマにした内容みたいなので楽しみです。いい加減半沢直樹から離れようね、日曜劇場くん…。

第8位　愛しい嘘～優しい闇～（テレ朝・金曜23時15分）

TBS金曜ドラマのような上質なサスペンス感と、テレ朝深夜のドロドロドラマの香ばしさが組み合わさった本作。好みの分かれる作品だとは思いますが、個人的には結構好きな方でした。

同窓会で再会した友人が次々殺される…という展開はサスペンス好きとしては興味をそそられましたし、キャストや劇判などもよかったと思います。しかしながら、やはり脚本がやや残念だった感は否めません。「いやいや、それはないだろ」と突っ込みたくなるシーンが多々…。（それはそれで実況し甲斐がありますが笑）

本作には主人公にやたら謝罪を要求するモンスター後輩や、妻を支配するモラハラ旦那など、クセの強いキャラクターが登場するのですが、彼らが結局本筋にはあまり関係なく、ただの盛り上げ要員でしかなかったのが残念でした。また、真犯人を最終話の前の回で明かしてしまったことで、最終話を見るモチベーションが削がれてしまったのも残念な点でした。

とはいえ、毎週ハラハラ楽しませてくれたことには変わりないので、その点に関しては素直に感謝したいです。なんだかんだ言いつつ意外とテレ朝のこういう系のドラマ好きなのよね。（「奪い愛、冬」「ホリデイラブ」とか）

第7位　ミステリと言う勿れ（フジ・月曜21時）

僕が久々に全話完走した月9ドラマです。ここ数年の月9は医者、刑事、弁護士などの手堅い題材の1話完結ドラマを放送していましたが、本作はそれらとは一線を画すかなり独特なストーリー＆世界観。

人気漫画が原作ですが僕は読んだことがありません…。なのであくまでドラマ版だけを見た感想になってしまいますが、全編通してとても面白かったです。正直序盤の頃は主人公の整君の「正論言いまくりキャラ」がイマイチ受け付けず離脱しかけたのですが、回を重ねるごとにだんだん慣れていき、終盤の頃には好きになっていました。事件の内容も月曜9時のゴールデンタイムとは思えないような重いもので、そこも個人的に好きなポイントです。特に6～7話の虐待の話は見終わった後の疲労感がすごかった…。

昨日最終回を迎えましたが、明らかに続編を意識させるような終わり方だったのが何とも言えない気持ちです。クリフハンガーという言葉もありますし、続編を匂わせること自体は別に悪いことだとは思わないですが、本編中にちりばめた謎はちゃんと本編内で解決して終わってほしかった感はあります。とかなんとか言いつつ、続編あったら見るけどね！

4月期の月9は綾瀬はるかさん主演の「元彼の遺言状」。こちらも今までの月9らしからぬ長編ミステリーのようなので期待しています。

ところで、話題性も視聴率も安定してきたし、そろそろ月9に恋愛ドラマ帰ってきてもよくない？？？え、考えが古い？？？

第6位　ゴシップ　＃彼女が知りたい本当の〇〇（フジ・木曜22時）

みんな大好き木曜劇場で放送された本作。冬ドラマのプライム帯1発目の作品でした。正直、1話を見た感想は「・・・めちゃくちゃ微妙！」で1度は離脱してしまったのですが、徐々に面白くなることに定評のある木曜劇場。回を重ねるごとにTL上での評判も上がっていき、ネット上でも「面白くなっている」との声がチラホラ。意を決して再チャレンジしてみたら結構面白くて、いつの間にかハマっていました。

覇気のない職場の人々が変わり者の主人公をきっかけに変わっていく…、という構図はお仕事ドラマでさんざん見てきましたし、ありがちではあるのですが、変化球なドラマが多い今期の中でそれが逆に新鮮に感じられてよかったです。

扱っている題材も覆面シンガーや親ガチャなど世相を反映したものが多かったのですが、それらをただ消費するのでなく、きちんとこのドラマとしての「答え」を提示していたのが個人的に良かったと思えた点です。

後半の急な恋愛要素や最終回のオチの弱さなど、少々粗も見える作品でしたがお仕事＆社会派ドラマとしてとても見ごたえがありました。

それにしても、木曜劇場は一体どうすればあの頃の輝きを取り戻せるのかしらねぇ…。最後から二番目の恋、ラストシンデレラ、昼顔をやってた頃が懐かしいよ、あたしゃ。

第5位～第1位は後編で発表します。頑張って書くからもうちょっと待っててね。

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